恐怖のバクテリア〜バクテリア王国へようこそ〜

御厨鈴音(みくりやれおん)が勝手に作り上げた恐れるにたらぬ王国。小説とも呼べない駄文ばかりですので、読むときっと後悔します。そんなの嫌だ、という方と18歳未満の方、BLという二文字に嫌悪を感じる方は今すぐお逃げ下さい。
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プロフィール

御厨 鈴音

Author:御厨 鈴音
好:ガンダムSEED、00、BL、チョコ
嫌:争いごと、魚卵、カニ
属:主腐。

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SS「MELT SNOW」

►2007/11/30 20:00 

 次回連載「Love Paradox」の予告篇のようなものです。

 ではでは、PUSH!READ MORE!

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 静かに咀嚼をする目の前の美人は、自分の手元と里村の顔以外に視線を逸らさない。
 二人の間に聞こえる音といえば、皿とナイフやフォークがぶつかり合う、カチカチという音と、空々しいクラシック音楽のみで会話といえる会話はほとんどない。食事の間に交わされた言葉は、ほとんどが相手から発せられたものであり、里村はろくな返事もできずにいた。
 キャッチボールは全て里村が取り落とし、成り立たない状態である。
 そんな里村に気を悪くする様子もなく、目の前に座っている美人は微笑すら浮かべている。
 その、小作りな顔のわりに大きな縦長の綺麗な瞳が、里村を確認するたびにふと緩み、優しい色を滲ませているのを見ると、里村の心臓は急にテンポを上げる。
 そんな調子なので、里村の皿はなかなか減らない。口に運ばれていくものも、ろくに味などわからない。食が進まない代わりにワイングラスばかりが空になる。
「ワイン、美味しいですか?」
「は、は?」
「ワイン」
「は、はぁ…」
 ナプキンで額を拭って、里村は意味のない咳払いをする。
 気の利いた言葉の一つも言いたいところだが、焦りばかりが先立ち頭の中はすでに混乱状態で目を合わせることすらできない。手元も覚束ない里村は汗拭きと化していたナプキンを床に落としてしまった。
「あっ」
「あ…」
 同時に、二人が反射的にそのナプキンを拾おうと手を伸ばし、二人の指先が宙で触れあう。
「…っ」
「……」
 その瞬間、触れ合った場所から今まで感じたこともない甘いしびれが走り、里村を驚かせた。
 テーブルの下で、二人の間に妙な間が流れ、里村は自分の混乱を誤魔化すようにナプキンを掴み寄せ、居住まいを正し、そしてまた意味もなく咳払いをする。
「あのね、今」
「は…」
「今ね、指に電流みたいのが走ったんだよね。ビリビリって」
「……」
 自分も同じだった、とは言えなかった。


 楽しむ間もなく食事が終わり、店の外へ出ると、突き刺すような冷気が里村のアルコールで火照った顔をちょうどよく冷ましてくれた。
 しかしちょうど良かったのは里村だけであったようで、隣を歩く人の肩は錨型に引き上げられている。
「さ、寒いね。僕もコート着てくればよかった」
 里村は自分のコートをその肩に掛けてやりたい衝動に駆られていたが、そんな馴れ馴れしいことが里村にできるはずもない。かといって、この寒さでこの人に風邪でもひかせてしまったら、と里村が一人で葛藤していると、視界を白いものがよぎった。そして頬に冷たい感触。
「わぁ、雪だ……」
 その言葉でそれが雪だとようやく気付く。
「めずらしいね、東京で雪なんて。初雪かな…」
 わずかに前を歩く人の、後ろ斜め横顔が、雪を眺めて嬉しそうに微笑んでいる。
 その美しい横顔に見惚れ、里村の理性がわずかに緩む。
 飲み過ぎていたワインの所為かもしれなかった。里村はその時、何も考えずに動いていた。里村は自分のコートの前身にその人を抱き込んだのである。
 腕の中の人が、はっと息を飲んで身体を強張らせたのが分かる。それを感じ取って里村はようやく、自分のしたことの意味を知る。
 しかし一度ホールドしてしまった形を崩すこともできず、里村も固まったまま沈黙の時間が流れていく。里村にはそれが永遠のように長く感じられた。
 実際にはほんの数分経った頃、腕の中の人が深く息を吐き出した。大きな白いかたまりが、作られたそばから立ち消えていく。
 その表情は見えないが、やはり微笑んでいるのだろう。
 嫌悪する素振りを示されなかったことが何より里村を安堵させた。
 しばらくして腕の中の人が身じろぎをした。離れるのだろうかと思ったのは間違いで、振り向いて身体を向かい合わせで抱きついてきたのである。
 里村の心臓が、今日一番の速さを記録した。
 それでも里村は、抱きしめた人が寒くないようにと、ぎこちなくその背に腕を回す。
「あったかい…」
 自分の頭のすぐ下から声がした。コートの下のスーツ越しに腕の感触。抱きしめている人の体温を里村も感じることができた。
 …この人をもっと知りたい。もっと感じたい。
 知ったら、もっと好きになるだろう。もっと近くに感じたくなるだろう。
 急がなくてもいい、距離なんてすぐに縮まるはずだ。
 里村にはそんな予感のようなものがあった。
 顎のあたりをさわさわとしたものがくすぐっている。指を通したらさらさらと流れていきそうな柔らかい髪がすぐそこにある。
 里村はその髪の感触を唇で味わった。シャンプーのにおいだろうか。花束のような優しい香りがした。
 その髪の上に雪がひらりと舞い降りてきた。やがてそれは長持ちせず、じんわりと形を崩していく。
 胸に温かいものが広がって全身に行き届いていく。そして腕の中の人も、その頃には身体の強張りがすっかりほどけていた。


 それはまるで、雪が溶けるように……。


 <END>


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You are my shining star act22(完結)

►2007/11/28 20:00 

 最終回です。次回から再びBL(ML?)連載再開します。

 「You are my shining star」、act22です。
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 日米同時デビューを果たしたシエラのその後の活躍ぶりは目覚ましいものだった。日本とアメリカのみならず、世界中でシエラのCDは飛ぶように売れ、その名は瞬く間に知れ渡った。それが玲人のネームバリューのお陰というだけではないことは明らかだ。
 シエラは実力で成功を掴んだのである。
 そして、デビューから一年半後。
 シエラの姿は、日米対抗野球の開会式にあった。
 日本とアメリカのそれぞれの国歌を、それぞれの国を代表する歌手がお互いの国の国歌を歌うという名誉ある役割に抜擢されたのである。
 球場内にシエラの名前が紹介されると、アメリカ代表の歌手が登場した時よりも盛大な歓声が沸き上がる。
 着物をアレンジしたミニスカートで登場したシエラはその場にいた誰よりも輝いて見えた。
 その傍に寄り添うのは、もちろん玲人だ。
 このイベントをプロデュースした張本人である。
「シエラちゃん、今日も綺麗だね」
「当然でしょ?」
 その笑みが二年前に比べて自信に充ち溢れているのは、決して驕りではなく、成功に溺れることなく涙ぐましい努力を怠らなかったシエラの、自分自身の実力への確信があったからに違いない。
 玲人がピアノの前に座り、オーケストラが鳴り響く。
 シエラがマイクを構えると、あれほど騒がしかった球場がシーンと静まりかえった。
 歌う曲は、アメリカ国歌「Star-Spangled Banner」。
 シエラが二年前、玲人と四年振りの再会を果たした夜、場末のバーで歌っていた曲だ。
 あの時はせいぜい10人ほどの客が聴くのみだったシエラの歌だが、今は違う。球場を埋め尽くす数千人と、この様子をテレビ中継で観ている何億人という数の人間がシエラの歌に酔いしれるのである。
(ありがとう、玲人)
 決して口には出さない言葉を胸の中で呟く。
(貴方が私の『ポーラスター』よ…)
 シエラの歌が世界中に響き渡る。
 ずっと夢見ていたこの奇跡のような現実を誰よりもかみしめて、シエラは歌う。
 この声が一人でも多くの人に響きますようにと。


〜『You are my shining star』END〜
 『Love Paradox』に続く。






 
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You are my shining star act21

►2007/11/27 20:00 

 プレゼント、act21です。
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 手を引かれてステージの袖まで行くと、玲人は急に畏まったようにシエラに向き合った。
 先ほど惣領氏に会い、不愉快な思いをしたことなどすっかり忘れてしまったかのように爽やかに微笑んでいる。
「何よ、急に」
「うん。これね、誕生日プレゼントだから」
 玲人の言葉が唐突なのはいつものことだが、今回のは特に理解に苦しむ発言だった。
「プレゼントなら、ピアスもらったけど?」
 シエラの誕生日は二週間前だった。その時玲人からは合わせて10カラットのダイヤのピアスを贈られた。有名宝飾店のデザインもので、値段を聞くのもはばかられる一品だった。
「あれは、あくまでオマケだから。こっちがメイン。本当は誕生日に合わせたかったんだけどね。急がせたんだけど、ちょっと間に合わなかった」
 玲人のその言葉でようやく理解できた。
 ワーグナーの担当者に「デビューはもっと早くならないのか」と何度も要請していたのはこのためだったらしい。つまり、このシエラの初舞台こそがプレゼントというわけなのだ。
「今日は思いっきり暴れてきて。最高のステージを期待してるから」
「当り前じゃない」
 お互いの手を握り、見つめ合う姿は誤解を招きかねない雰囲気を醸し出しているが、シエラも玲人も今はお互いのことしか見えていなかった。
 玲人はその大きな瞳をしっとりと濡らし、シエラをじっと見据えて言った。
「シエラちゃんは僕の『ポーラスター』だ」
 うっとりと呟かれた言葉にむず痒さを感じ、シエラはツッコミを入れずにはいられない。
「くっさいわね〜」
 シエラは顔を歪めて見せたが、本当は同じ言葉を玲人に返したかった。
 『ポーラスター』…北極星は北の夜空に微動だにせず存在する、一番星だ。昔、船で旅をするものはその星を目印に航海したという。
 玲人という決して揺るがぬ存在がいなければ、自分はここまで辿りつくことはできなかったとシエラは思う。
「シエラちゃんがいなかったら、僕はきっと目標を見失ってた。シエラちゃんがいたから、僕は今まで頑張って来られたんだよ?」
「バカ…」
 何で自分が言いたいことを先に言ってしまうのだろう。しかしシエラにはプライドが邪魔して決して口にはできない言葉だった。ストレートに伝えられる玲人の言葉に、シエラの涙腺が緩みだす。
「あ、泣いちゃだめだよ。お化粧崩れちゃうからね」
 シエラの感動を茶化すような言葉も玲人の優しさなのだと分かるから、一層涙が溢れそうになる。
「バーカ。泣くわけないでしょ、この私が」
 そう、泣くにはまだ早い。これはゴールではない。今ようやくスタート地点に立ったばかりなのだから。
 スタッフが「時間です」と声を掛ける。
 ステージではすでに曲のイントロが流れ始めていた。
「行って、シエラ。みんなが君を待ってる」
 深く頷き、シエラは玲人に背を向ける。
 光のあふれるステージに、シエラは大きな一歩を踏み出した。


〜To Be Continued…〜



 


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You are my shining star act20

►2007/11/26 20:00 

 余裕の微笑、act20です。
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 ワーグナーレコードとの契約が完了してから半年が経過した。
 楽曲も完成し、レコーディングも終わり、PVの収録も完了していた。雑誌の取材も殺到し、シエラもデビューの実感をひしひしと感じるようになった。
 そしてついにシエラの初ステージの日が決まった。それはワーグナーレコードの日本進出を発表するイベントの場で華々しく行われることになった。


 当日の控え室、シエラの元に玲人がやってきた。今日は玲人も賓客扱いなので一緒にステージに上がることはない。それが玲人には不満だったらしい。
「本当に大丈夫?緊張してない?シエラちゃんなら大丈夫、大丈夫だからね?」
 先ほどから同じ言葉を繰り返している玲人の方がよほど緊張している。
「ああ、もう、うるさいわねえ。スタッフの邪魔だから席に戻ってなさいってば」
 口から出る言葉はいつも通りだが、シエラも少なからず緊張はしていた。玲人の存在がシエラの緊張を和らげてくれていた。
「シエラさん、お時間です。準備お願いします」
 スタッフの呼び出しがかかり、シエラは玲人共々ステージ裏へと向かう。
 玲人は緊張で汗ばんだ手でシエラの手を握り、
「大丈夫だよ、シエラちゃんなら大丈夫」
 と繰り返している。
「うるさいってば…」
 いい加減にしてと言いかけたシエラは、ステージ裏へと続く通路の向こう側から大勢の取り巻きを引き連れた男の姿を見る。それは日本音楽界のドン、惣領嘉明氏だった。シエラがいち早くその姿に気づき、身体を強張らせたのを玲人が悟り、玲人もまたその男の存在に気づく。
「やあ、今日は本当におめでたいねえ」
 前方からゾロゾロと近づいてくる集団にシエラ達の足が止まる。
 今日のVIP賓客と言ってもいい惣領氏がこのようなバックステージにいること自体不自然なことだった。明らかに意図的な接触に、シエラと玲人にも緊張が走る。
「…おかげさまで」
 多分に皮肉を込めた口調で玲人がそう言って、惣領氏を強く睨みつけた。
「三十路も近い新人歌手がどの程度のもんかは知らんが、せいぜい頑張ることだな」
 そんな惣領氏の言葉も裏事情を知るシエラ達にはもはや負け犬の遠吠えにしか聞こえない。
 惣領氏が会長を務める「サンセットレコード」が経営不振のため、演歌部門とクラシック部門が縮小されることをシエラも玲人もすでに知っていた。日本レコード協会の会長の座もそろそろ交代の時期ではと噂されていることも。
 斜陽の人となりつつあるこの男に、もう以前のような脅威は感じなかった。
「ええ。今日は最高のステージをお見せしますよ」
 自信たっぷりにそう言い切った玲人に、惣領は気押されたように言葉を詰まらせた。
 遠くから「早くして下さい」とスタッフから声を掛けられ、
「では、急いでますので」
 と、玲人は余裕の笑みさえ浮かべて見せ、シエラの手を強く引くと惣領氏の前を通り過ぎる。
 颯爽と先をゆく玲人の後姿を、シエラは初めて(格好いいじゃん)と思っていた。


〜To Be Continued…〜


 
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You are my shining star act19

►2007/11/25 20:00 

 理想と現実、act19です。
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 平日の午後の環状線は朝夕の殺伐としたラッシュが嘘のように、気だるい空気が流れている。乗客はシエラ達の他には10人ほどいたが、玲人の存在に気づいてはいても話しかけたり、サインをねだろうという強者は一人もいないらしい。その空々しい乗客の反応が今はありがたい。いつもはタクシーで移動する玲人が、今日は何の気まぐれか「電車で移動するよ」と言いだした。昨日の今日で、身体はきついだろうに、玲人はそのような様子を一切見せないのでシエラはそれに従うしかなかった。
 他愛もない会話の後、不意に玲人が「昨日のことなんだけど…」と切り出してきた。
「昨日はごめんね。何か色々迷惑かけちゃって、さ…」
 恥ずかしそうに、気まずげに繰り出された言葉はおそらく同じ車両に乗り合わせた乗客には、電車の音に紛れて聞こえてはいないはずだ。
「まったくよ。アイツ、一体何なわけ?サイコーにムカついたんだけど?」
 シエラが大げさに怒りを顕わにして見せると、玲人が苦笑して言った。
「…何が、いけなかったんだろうね?理由が多すぎて何がどうとか、上手く説明できないんだけど…」
「大体、あんな奴のどこが良かったわけ?見た目が良いのは認めるけど、アイツ、私が今まで見てきた男の中でも最低の部類だわよ」
 金も、地位も名誉も持っている。しかし、玲人がそんなものを目当てにギルフォード氏と付き合ったとは思えなかった。
「うん、でもね。アーサーは僕にとって太陽みたいな人だったから…」
 あの頃はね…、と言い加えて玲人はアーサーとの馴れ初めを語り始めた。そして、二人の関係の破綻の成り行きも。
「アーサーと別れることが、彼にとっては最善の道だと信じてたんだ。初めは苦しくて、寂しいかもしれないけど、いつかそれを乗り越えて、心からアーサーを大事にしてくれる女の人に出会ってくれたらいいなって。…でも、それって僕の押し付けだったんだよね。アーサーにとっての幸せはそんなんじゃない。でも僕にはその幸せを与えてあげることができないんだ…」
 傲慢だったのはどちらなのだろう。世間一般の「幸福論」をギルフォード氏に押し付けようとした玲人なのか、それとも、玲人の意思を無視して自分の意のままに相手を支配しようとするギルフォード氏なのか。
 シエラには二人とも同罪のような気がした。
「傷つけたくないっていつも思うのに、どうしたらいいんだろう?どうしたらアーサーを幸せにしてあげられるんだろう?」
 人が誰かを幸せにしたいと思うのは、もしかしたらとても傲慢な考えなのかもしれなかった。それは下手をすれば偽善やお節介になりかねない。施した本人は自覚がなくても、施された人間から見ればそれはプライドを打ち砕く行為にもなりかねない。
 玲人の言葉からはそんな「無意識の偽善」が透けて見えるのだ。
「…あんたのその優しさが、誰かを傷つけてることもあるのよ」
 相手を想うのならいっそ、思い切って断ち切る勇気も必要なのだと思う。例え、それが相手を傷つけることになっても。
 しかし、優しすぎる玲人にはそんな荒事に踏み切ることもできないのだろう。
「強くなりたい。誰も傷つけないように、もっと、強く…」
 シートに浅く寄りかかり、きつく目を閉じた玲人をシエラはもどかしい思いで見つめた。
 玲人は誰かを傷つけるくらいなら自分が傷ついたほうがマシだと思っている。でもそれでは解決しないことも多くあるのだと分かってほしかった。そんな綺麗ごとで世の中は回っていない。
 それでも悲壮なほど高潔なその横顔は美しく、シエラはただただ言葉を失って見とれるしかなかった。


〜To Be Continued…〜


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You are my shining star act18

►2007/11/23 20:00 

 愛の功罪、act18です。
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 ギルフォード氏と玲人の情事は、実に四時間にも及んだ。その間ひっきりなしに聞こえていた喘ぎ声も最後の方には苦しげな嗚咽になっていた。
 シエラは何度も寝室のドアを蹴破って情事と言う名の蹂躙を止めさせようと何度も思ったが、ギルフォード氏も加減の分からない子供ではない。そこまで酷いことにはならないだろうと思いたかった。
 ギルフォード氏の行動は大変不愉快ではあったが、二人の問題に首を突っ込む権利は自分にはないと、そう言い聞かせて何とか自制した。
 ギルフォード氏は事が済むと何の断りもなくシャワーを使い、腹が立つほど爽快な表情で来た時と同じ姿で帰って行った。
 シエラは静まり返った寝室のドアを開け、玲人の安否を確認する。
「玲人、大丈夫…?」
 声を掛けると、薄暗い部屋の中、ベッドの上の白い塊がもぞもぞと蠢く。
「うん…、何とか…」
「シャワー浴びた方がいいわ。立てる?手を貸すから」
 玲人はすぐには起き上がれないのか、ベッドの上でしばらく青色吐息でもがいていた。
 そんな玲人に手を貸してやりながら、内心シエラはため息をつく。
 こんなにも玲人の体力が消耗するほどの執拗なセックスを強いるギルフォード氏の神経を疑いたくなる。これを愛と呼ぶギルフォード氏はやはりどこか壊れているのだとシエラは思う。
 案の定、ベッドから降りたとたん腰砕けになった玲人を支えてシャワールームまで連れていくと、一人で大丈夫と言う玲人を置いてシエラはベッドルームの処理をする。
 二人分の汗と精液にまみれたシーツを清潔なものと取り換えて、ベッドの下に散乱しているティッシュやコンドームを拾い集める。玲人が避妊具など用意しているはずもないので、ギルフォード氏が持参したのだろう。その用意周到さにもギルフォード氏のあからさまな欲望が透けて見えて、シエラは辟易する。同時に、厄介な人間に惚れられたものだと玲人に少なからず同情した。
 シャワーから上がった玲人にパジャマを着せるのを手伝ってやり、「今日はもう休んだほうがいいわ」と、すっかりきれいになったベッドに玲人を寝かせた。
「明日はワーグナーとの打ち合わせがあるんでしょ?」
 シエラが言うと、玲人は「うん」と小さく頷く。
「だったら、それまで回復しておかないと。他のスタッフの前でヨロヨロ歩いてたらみっともないでしょ?」
 玲人は何か言いたげにシエラの顔を見上げるが、シエラはあえてそれを無視した。玲人の言いたいことは分かっているつもりだ。
 シエラは玲人とギルフォード氏との関係をほどんど聞かされていない。ただ、「もう別れたし」と、始めの頃に何かのついでのように一言言われただけでそれをシエラも鵜呑みにしていた。
 今回のことは「別れた」では済まない立ち切れぬ何かが、二人の間に未だ存在することを最もダイレクトな形でシエラの目の前に示された。
「いいわ。言いたいことがあるなら明日聞いてあげるから。今日はもうお休みなさい」
 玲人の身体に毛布を被せてやり、肩を優しく撫でてやると玲人はもう眠たそうに瞼をとろりとさせていた。そんな顔を見ていると、実年齢を忘れてしまうほど玲人の表情は幼くなる。
 子供のような寝顔を見届けた後、シエラは洗濯機を回しため息をつく。
 そしてギルフォード氏の未練と愛の功罪について考えを巡らせたのだった。


〜To Be Continued…〜



 
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You are my shining star act17

►2007/11/22 20:00 

 招かれざる訪問者(下)、act17です。
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「アーサー…、何で…?」
 日本語で呟かれた言葉は、問いかけというよりは純粋な疑問だった。
(何で?)
 と、視線を向けられたシエラは言い訳ではない事実を述べる。
「私が入れたんじゃないわよ。コイツが勝手に入って来たの」
「ええっ!?どうやって!?」
「知らないわよ。それはコイツに聞いたら?」
「…まったくもう……」
 呆れ半分、怒り半分で頭を抱えた玲人に、ギルフォード氏が憮然とした様子で言う。
『私にも分かるように話してくれないか?』
 会話の蚊帳の外に置かれていたのが気に食わなかったらしい。
 不法侵入者にしては、やたらと態度のでかいギルフォード氏に玲人は苛立ちを隠さない口調で詰め寄る。
『じゃあ聞くけど、一体どうやってこの部屋に入ったんだい?』
 するとギルフォード氏は不敵な笑みを浮かべて言った。
『詳しいことは教えられない。だが一つ言えるのは、私には不可能などないということだ』
 あまりにも人を馬鹿にした返答にシエラが心底呆れた口ぶりで玲人に言った。
「コイツ何言ってんの?」
「さあ…?」
 肩をすくめた玲人の仕草から二人の会話の内容は大体想像できたらしい。ギルフォード氏は憤然とした態度で玲人に近づくと、二の腕を掴み上げその身体の支配権を取った。
「…ちょっと!!」
 抵抗は容易に封じられ、玲人は簡単にギルフォード氏の腕の中に閉じ込められた。
『私を馬鹿にすると痛い目を見るぞ。できれば君にそんなことはしたくはないがね』
 冷酷に、しかし静かに燃える情熱をその瞳に宿して玲人を見つめるその瞳に冷やかし気分はすっかり萎えてしまう。
『馬鹿にしてるのは、どっちだよ?』
 玲人の非難の言葉にギルフォード氏は緩く頭を振って作りものめいた微笑を浮かべた。
『もう止めよう。今日は喧嘩をしに来たわけじゃないんだ』
 先ほどの口調とは打って変って、甘く優しい言葉に傍で聞いているシエラでさえゾッとした。
 男がこんな話し方をするのは一つの目的のためしかない。
 下心が見え見えのギルフォード氏に、シエラが横から口を挟む。
『セックスをしに来たって素直に言ったらどう?』
 図星をつかれたはずのギルフォード氏は、見下す冷たさでシエラを睨みつけ、『煩い外野だ』と呟く。次の瞬間、何を思ったのか玲人を横抱きに抱え上げると、再び甘い口調で玲人に囁く。
『早く二人きりになりたい。ベッドルームは何処だい?』
 そこで玲人は決して言うものかと口を噤んだものの、視線が無意識にその方向へと泳いでしまっていた。そしてそれを見逃すギルフォード氏ではなかった。
『そう。そっちだね?』
 ベッドルームへと足を向けるギルフォード氏を止めようと後を追いかけるシエラだったが、ドアを閉められ、鍵を掛けられると、それ以上何もできなかった。
 そんなシエラの悔しさを代弁するように室内から、『クソッたれイギリス人!!』と、玲人らしからぬ勇ましい声が聞こえてきた。しかしそれも次第に、悲鳴のような嬌声から、悩ましい喘ぎ声へと変わるのには、そう時間はかからなかった。


〜To Be Continued…〜


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You are my shining star act16

►2007/11/21 20:00 

 招かれざる訪問者(中)、act16です。
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 興味深げに玄関を見回す西洋人はひと頻り視線を巡らせた後、『狭いな』とポツリと呟いた。
 日本の平均的な住宅事情と比べれば、はるかに広いそれを狭いと言われカチンときたシエラだったが、今取り上げるべき問題はそこではない。
『ちょっと、あんた。どうやって入ってきたわけ?』
 このマンションは堅固な警備システムが売りのはずだ。暗証番号も静脈情報も持たないギルフォード氏がこの部屋に入れるはずがない。
『あんたのお国ではどうかわからないけど、日本では不法侵入っていう立派な犯罪よ。私には警察に通報する義務があるわ』
 しかし、シエラの本気の脅しにもギルフォード氏は不敵な笑みを浮かべて余裕の態度を見せつける。
『わが国でも不法侵入は犯罪だった気がするね。しかしいくら頭の固い日本の警察だろうと、恋人に会いに来ただけの男を咎めたりはしないさ』
 つまるところ、ギルフォード氏は警察沙汰になろうとも罪を握り潰すだけの権力を持っていると言いたいのだろう。いちいち癪に障る男だとシエラはますます嫌悪感を強めた。
 玲人が帰ってくる前にギルフォード氏を追い払ってしまいたかったが、どうやら無理なようだった。ギルフォード氏はこの部屋で玲人の帰りを待つつもりらしい。
『上がらせてもらうよ』
 と言って三和土(たたき)に踏み込んできたギルフォード氏を止めたのは拒絶のためではない。
『靴は脱いでちょうだい。ここは日本なんだから、日本のルールに従って頂戴』
 それは失礼、と大人しく玄関で靴を脱いだギルフォード氏を見てシエラは多少溜飲が下がる思いがした。
『お茶なんか出さないけど、適当に座ってて。すぐに玲人は帰って来るわ』
 リビングにある白い本革のソファを顎でしゃくって指すと、ギルフォード氏はソファの手触りを楽しむように指を滑らせてからゆっくりと腰を下した。
『さすがはレイだ。センスがいい』
 ソファを褒めたらしいギルフォード氏にシエラがチクリと一言刺す。
『そのソファは私が選んだのよ』
 玲人は茶色の重厚なソファを買おうとしていたが、室内の壁紙が白で統一されていたため、シエラは白にすべきだと主張したのだ。結果、室内に違和感なく溶け込み、玲人も「白にして正解だったね」と褒めた逸品である。
『なるほど。それは失礼』
 謝罪の言葉を口にしていても、なぜか馬鹿にされているような不快感がシエラを不愉快にさせる。
 しばらく二人の間に沈黙が流れる。ギルフォード氏はシエラの姿をジッと見つめており、それがたまらなく居心地の悪い、落ち着かない気分にさせる。
『何ジロジロ見てんのよ』
 堪りかねてシエラがそう言うと、ギルフォード氏は『失礼』と謝罪の言葉を口にし、シエラに問うた。
『君はいつもそんな恰好をして玲人を誘惑しているのか?』
 剣呑な光を宿し、シエラを見据えるその瞳は男が女を見る目ではない。
 敵対する者を睨みつけるようなその目に、シエラは滑稽さすら覚えた。
 確かに、その日のシエラの姿は豪奢なレースで飾られたネグリジェに、カーディガンを肩に羽織っただけの露出度の高い服装だった。それでも玲人は特に咎めるわけでもなく、シエラの普段のライフスタイルには決して口出ししないので、これが異常なことなのだという自覚すらなかった。
『誘惑なんかしないけど、いつもこの格好よ。何か問題でも?』
 爪にやすりをかけながら、シエラは飄々と答える。
『それに、誘惑なんかしなくても玲人は私にメロメロなの。他の誰も目に入らないくらいにね』
 挑発的なシエラの視線に、目で分かるほどの動揺は見られなかったものの、すぐには反論できないほどにはショックを受けたらしい。
『…君は、』
 ギルフォード氏が何かを言いかけたその時、玄関で物音がした。
「シエラちゃん、ただいま〜。…あれ、誰かお客様?靴があったけど…」
 声が近付き、玲人がリビングに現れた。そして、白いソファに座る客人を見て、瞬時に顔が強張った。
「アーサー…?」
 呆然と呟かれた言葉に、ギルフォード氏がにこやかに応えた。
『やあ、レイ。君に会いに来たよ』


〜To Be Continued…〜




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You are my shining star act15

►2007/11/20 20:00 

 お久しぶりのアーサーさん登場です。しかしこのお話は「Primrose Way」の一年くらい前ですので、まだアーサーさんは正気です(苦笑)。正気ですが、相変わらず性格悪いです★

 招かれざる訪問者(上)、act15です。
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 「ワーグナー・レコード」との契約も問題なく進み、ようやくデビューへの目処が立ってきた。
 その頃には玲人が購入していたマンションの手続きも済み、ホテル生活からようやく抜け出すことができていた。
 都心の一等地に建てられた新築マンションは、最新のセキュリティーシステムを備え、様々なアクシデントにも対応できる、まさにハイテクマンションであった。
 部屋に入るには一階のエントランスで4ケタの暗証番号を入力し、更に静脈照合しなければエレベーターに乗ることすらかなわない。
 来客は同じくエントランスから、カメラ付きのインターフォンで伝えられる。
 玲人の部屋にもその日、来客を知らせる電子音が鳴った。
 コンビニに出かけた玲人が帰って来たのかと思ったが、それにしては戻るのが早すぎる。
 まだこの住所を知る者はほとんど居ず、訝しい思いでカメラを見るとそこには、どこかで見たことのある精悍な美貌の西洋人が映っていた。頭の中でその名を反芻した後、当然の疑問がシエラの頭をよぎる。
 …なぜ、アーサー・ギルフォードがここに?
 玲人はこの男と別れたと言っていたし、新しい住所を玲人が教えたとは考えにくい。
 どうやってこの男はこの場所を知り得たのだろう?
 疑問はやがて得体の知れない恐怖に変わり、シエラは背中がひやりとするのを感じた。
『もしもし?』
 一向に返答のないインターフォンに焦れたギルフォード氏が、苛立ちを抑えた声で問いかけてくる。
『レイ、君に会いに来たよ。部屋に招待してくれないか?』
 こちらのカメラはオフにしたままだ。相手が玲人でないことにギルフォード氏はまだ気づいていない。
『玲人はいないわよ』
 シエラは思いっきり不機嫌な声で応えてやる。
 ギルフォード氏は相手が玲人ではないことに一瞬動揺したようだったが、
『君が噂の、レイのガールフレンドかい?』
 余裕すら窺がえる態度でそう返してきた。
 シエラの存在など、すでに承知であったらしい。
 本気で玲人と自分が付き合っていると信じているわけでもないだろうが、それでもこの不愉快な男を何とかして追い払おうと、険のある口調でそれに乗った。
『そうよ。はるばる来てもらって悪いんだけど、そういうことだからお帰り願えるかしら?』
 この短時間で、アーサー・ギルフォードという人間が自分と相容れない人物だということがわかってしまった。まるでシエラのアメリカ英語を小馬鹿にするようなわざとらしいクイーンズ・イングリッシュも、人を見下すような表情も、全てがシエラの嫌悪を煽った。
 いくら見た目がシエラの好みのタイプだったとしても、こうまで中身が最悪だといっそ気持ちいいくらいに嫌いになれる。
『それに、玲人は今ここにはいないわ。残念だったわね』
 すぐに帰ってくるはずだったが、そんなことは教えてやる義務もない。玲人が帰ってくる前にこの無礼な男を追い返さなければとシエラは内心焦っていた。
 しかし、意外にもギルフォード氏はあっさりと引き下がった。
『そうか。ならば仕方ない』
 そう言って、カメラの前から去っていった。
 もしかしたら、出直して再びやってくる可能性も考えられたが、今は目の前の危機を乗り越えた安堵感でシエラはひとまずホッとしていた。
 数分後、玄関のドアがカチリと鳴り、シエラは当然それが玲人と疑わず出迎えた。
「玲人、今、アーサー・ギルフォードが…」
 シエラはそこまで言って、言葉を失った。
 玄関に立っていたのは、すらりとした立派な体躯の西洋人。
 アーサー・ギルフォード、その人だった。


〜To Be Continued…〜


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You are my shining star act14

►2007/11/19 20:00 

 シエラの想い、act14です。
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 玲人のもとに掛かってきた一本の電話。それはまさしく藁にもすがる思いだった玲人たちの前に現れた、一艘の助け舟であった。
 それは米系大手のレコード会社、「ワーグナーレコード」からのオファーであった。
 ワーグナー社といえば、玲人が世に名を知られるようになったきっかけになった女性アーティスト、ローレン・キーズが所属するレコード会社である。
 ワーグナー社は日本進出を図っていたが、それをよく思わない惣領氏の妨害に遭い、計画を頓挫せざるを得ない状況に追いやられていたという。
 そして同じ状況に置かれている玲人達の現状を知って連絡をくれたらしい。
 もちろん同情からではない。ワーグナー社は玲人のプロデューサーとしての手腕を買ったうえで、シエラのデビューという大看板を掲げ、「ワーグナーレコード」の日本進出を大々的に推し進めようという計画なのだ。
「まあ、悪い話ではないわよね」
 共通の敵を持つ同士としてというよりは、ビジネス色の強い話ではあったが今のシエラ達には最高の申し出と言っていい。
「日米同時デビューもあながち夢じゃないよ」
 玲人はたいそうご機嫌で、しかし、すぐに二つ返事で返すような真似はしなかった。
 選択権はあくまでシエラに委ねるつもりらしい。
「この話を利用しない手はないと思う」
 と、一言添えるのも忘れなかったが。
「逆に私達が利用される…ってことも考えられるわよ?」
 シエラは慎重になっていた。それはまるで、再び裏切られ、ぬか喜びになることを恐れているかのようだった。
「いいさ。その分僕らも利用させてもらう。シエラちゃんは歌うことだけ考えてくれればいいから」
 そう言って、僕も本当はこういうの苦手なんだけどね、と付け加えた。
 玲人とて本来はアーティストという立場で、こういった煩わしい契約や政治的交渉などを引き受ける立場にないことはシエラにもわかっていた。それでもこういった交渉事を引き受けてくれるのは、すでに過去の負い目や義務感からではない。
 玲人は心からシエラの才能を信じてくれている。シエラの歌を心から愛してくれている。
 それがシエラにも伝わってくる。
 …その信頼に応えたい。
 シエラは生まれて初めて自分の為ではなく、自分以外の誰かの為に頑張りたいと、そう思った。
「じゃあ、その話乗ったわ。責任はあんたが取ってくれるんでしょ?」
 返事は実にシエラらしい、素直ではない言葉になったが。
「そう、よかった。じゃあ先方にもそう伝えておくね」
 玲人はそう言って柔らかく微笑んだが、シエラはその笑みにわずかな陰りがあることを見逃さなかった。
「なあに?まだ何か心配事?」
 シエラが不満そうに言うと、
「まあ、無きにしもあらず」
 とはぐらかされ、結局その話はうやむやになってしまった。


〜To Be Continued…〜


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セリフSS企画〜SWEET PAIN〜 (R−18)

►2007/11/18 00:00 

bara126.jpg







 ホントに綺麗なイラストですね…。何度見てもため息がでます…(*^。^*)
 今回はこのような素敵なイベントに参加させて頂き、とても光栄でございます☆
 『小悪魔&天使のウェーブ☆』の星謳花さまの企画で、『Kanata Works』のかなたさまの麗しいイラストにみんなでSSをつけよう!!というものです。
 星さまから「エロOK」とのお知らせがありましたので、これは「書いてね♪」ということだと思い(勘違い)、当初予定していなかったR−18記事を書かせて頂きました。
 設定は鬼畜年下攻め(上のコ)×M体質年上受け(下のコ)って感じです。
 短いですが、お楽しみ頂けると幸いです。









   「SWEET PAIN」



 「ほら、これ」

 「………。ありがとうございます。覚えていて、下さったんですね」

 「当り前だろう。お前の誕生日くらい」

 「いえ。私の、好きな薔薇……」

 「……ああ。好きだろう、あんた。その薔薇」

 「ええ。『クリムゾン・グローリー』。私の、好きな薔薇です」

 「おい。あんまり触るなよ」

 「なぜです?貴方から頂いたものを存分に愛でたいのですが……?」

 「棘であんたに傷がつく」

 「平気ですよ。それくらいの痛みなんて……。血、お好きでしょう?」

 「俺以外があんたに傷をつけるのは許さない」

 「……フ。嬉しいですね」

 「何が可笑しい」

 「貴方は分かってらっしゃらない」

 「何が」

 「痛みは貴方から与えられるから意味があるのです」

 「……」

 「それ以外の痛みなど、私には何の意味も無い」

 「……馬鹿だな、あんた」

 「そうかも、しれません」

 「……あんたには、赤が似合う」

 「最高の褒め言葉です」

 「今度はここに……」

 「……あっ!!」

 「俺の所有の証をつけてやる」

 「……貴方の、お望みのままに」






 これより先、18歳未満お断りとさせていただきます。
 男性同士の性描写に嫌悪感を持たれる方も、お引き返しください。






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 「……挿れるぞ」

 「……ヒィ…アァァァ……!!」

 「まだ、きついな」

 「大丈夫、ですから……、動いて……」

 「馬鹿、煽るな」

 「ああ……、奥に、貴方が、居る……っ」

 「動くな。まだ、馴染んでない」

 「痛くても、いいから……。壊れても、いいから……っ!!して、下さい……!!」

 「あんたは、どうして……!!」

 「アアッ!!ひい……ッ」

 「痛みを、与えてやる、俺が……」

 「ください、もっと……っ」

 「俺しか、感じられなくなるように……」

 「ああ……イイ…、貴方を、かんじる……」

 「あんたは、痛みを感じている時が、一番、綺麗だ……」

 「ああ……嬉しい……」

 「俺に抱かれて、死ねばいい……」

 「殺して……。貴方が、ころして……」



   <END>




 

 
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You are my shining star act13

►2007/11/17 20:00 

 希望の光、act13です。
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 玲人は惣領氏に拒絶の意を伝えた。当然のことながらそれは惣領氏の怒りを買い、玲人のもとに殺到していたオファーの話がピタリと止んだ。
「ゲームオーバーね」
 初めからシエラにとっては雲を掴む様な話だったのだ。一介の場末の歌手が、年齢を省みずデビューしようなどとと、初めから無理があったのである。
「…他にも手はある」
 そう言って、玲人は諦める気はないようだったがシエラはもう満足だった。自分のためにここまでしてくれた玲人という存在に出会えることができたから。それまで、あまり人に大切にされた記憶のないシエラにとって、玲人の己の身の犠牲もいとわない献身はどんなに言葉を重ねても感謝し尽せないほどだ。
 …ただし、そんなことは億尾にも態度には出さないが。
「諦めちゃ駄目だ。まだ道はある。大手のレコード会社じゃなくてもマイナーレーベルからのデビューって手もある。僕がレーベルを作ったっていいんだ」
 今回の一連の出来事を自分の所為だと思っているらしい玲人は、なんとかこの事態を打破しようと躍起になっているが、肝心のシエラが希望を失くしてしまっているのではどうしようもない。
「…もしくは、シエラちゃんを他の人に託す」
 思ってもみなかった玲人の言葉にシエラは動揺し、次第に怒りが込み上げてきた。
「何それ!?自分の手に負えなくなったから、他人に任せるってこと?それじゃ四年前と変わらないじゃない!!自分がやり出したことくらい自分で落とし前つけなさいよ!!」
 もしデビューするなら玲人のもとでしたい。そうでなければ歌手になることさえも意味がない…。
 そこまで思いつめている自分に気づき、ハッとした。
 昔デビューの話が流れかけた時、「玲人以外の人間でも…」と思っていた自分が、今はこんなにも玲人を信頼し、頼りにしていることにシエラは改めて気付かされる。
 いつだって一人で生きていくのだと、そう気負っていたが今は違う。
 今は隣に玲人がいる。この男の望みを叶えたい。この男の目指す所に自分も行ってみたい。
「遠回りになったっていいじゃない。私は、あんた以外の人間と組む気はないわ。マイナーレーベルでも何でもいいから、地道にやってけばいいんじゃない?」
 シエラの言葉に、一瞬泣きそうに顔を歪めた玲人は、ははっと笑い涙を追いやった。
「そうだね、それも悪くないよね。二人で地方周りでもする?」
「ふふ、天下の荻久保玲人が地方のクラブ回り?悪くないわね」
 希望を見失いかけていたシエラだったが、今自分がすべきことに向き合い、全てがスムーズにいっていた時よりも頭はクリアになった気がした。
 シエラの夢は今も昔もいつだってシンプルだ。
 …歌を歌い続けること。それを少しでも多くの人に伝えること。
 スケールが多少小さくなろうとも、この際大きな問題ではない。
「これからもよろしくね」
 小さく口に出した言葉はおそらく玲人にも伝わったはずだった。


 そんな二人に「渡りに舟」の話が舞い込んできたのは、それからすぐのことだった。



〜To Be Continued…〜



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You are my shining star act12

►2007/11/15 20:00 

 二人の絆、act12です。
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「何を言われたの?教えなさい、玲人」
 シエラは厳しい言葉でそう言って玲人を問い詰める。
 玲人は力なく壁伝いにズルズルと座りこみ、重苦しいため息をついた。
「何でもない。シエラちゃんは気にしなくていいから」
 しかしその青白い顔色で「何でもない」と言われても、まったく説得力がない。それに気にするなと言われてそのままにするほど冷血な人間でもない。
「何か、あいつに言われたんでしょ?当ててあげましょうか?」
 あのいやらしい目つきをした男が玲人に何を言ったのかなど容易に想像がつく。権力を笠に着て玲人に望まぬことを要求したに違いなかった。
「これくらいのこと、どうってことないよ。別に初めてってわけでもないんだしさ。犬に噛まれたぐらいに思えば…」
 自ら口にした言葉で、玲人は尚更深く落ち込んでいる。
 …やはり、惣領は玲人に身体の関係を要求したのだ。おそらく、自分のデビューと引き換えに。
 シエラの脳裏に過去の苦い記憶が甦る。
 望まぬ肉体関係。皆、蔭ではやっていることだと自らに言い聞かせ、唇を噛んで耐え忍んだあの夜。それでも自らの輝かしい未来を思えば、こんな数時間の苦行も我慢できた。それなのに…。輝かしい未来など何処にもなかった。残されたのは無残に食い散らかされた、哀れな自分だけ…。
「あんたね、私はそんなことされてもちっとも嬉しくないのよ!!そこまでして歌手になる意味なんかないわ!!」
「僕は約束した。シエラちゃんを世界一の歌姫にするって約束した!!シエラちゃんを二度も裏切るなんて、そんなことはしたくないんだ…」
「あんた、ホントに馬鹿ね…。そこまでしろなんて、私は言ってないでしょ…?」
「でも、あの人は本当にやるよ。以前にも…あったから」
 そう言って玲人は過去を語り始めた。
 玲人がまだ「L-ing For(エリングフォー)」というユニットを組んでいた時。その年はレコード大賞の三年連続受賞がかかっていた。もしそれが成されれば、それは史上初の偉業であり、しかもその年の大賞は玲人たちの「L-ing For」が受賞するというのがほぼ確実視されていた。…しかしそれは達成されなかった。それは玲人が惣領氏の誘いを拒んだためだった。
 後から、審査員らに圧力があったことを聞かされた。惣領氏が裏で手回しをしていたことも。
「何よソレ、信じられない…!!」
 玲人が身体と引き換えにしようとしたのはデビューではない。惣領氏はそんな過去をほのめかし、シエラのデビューを妨害すると脅してきたのだ。
「駄目よ、そんな脅しに屈しちゃダメ!!」
「でも、あの人の怒りを買ったら本当に…」
 なおも言いつのる玲人にシエラは言葉を遮るように叫ぶ。
「あんたには、あんな思いはさせたくないのよ…!!」
 シエラの言葉に玲人がその大きな瞳をさらに瞠目させた。
「シエラ、ちゃん…?」
 言葉の意味を推し量り、その瞳が悲しげに歪む。
「シエラちゃん…。ごめん……」
 何度も謝罪の言葉を呟いて、玲人はシエラを胸の中に抱き込んだ。
 薄っぺらい、自分よりもさらに華奢な身体がその時ほど力強く感じたことはなかった。
 気がつけば、シエラの頬に生温かい液体が伝っていた。
 …涙など流したのは何年ぶりだろうか。アメリカで夢を諦めた、あの時以来だったかもしれない。
「何でもっと早く迎えに来てくれなかったのよ…!!そうしたら、私、あんな…!!」
「ごめん、シエラちゃん、ごめんね……」
 玲人を叱りつけるはずが、いつの間にか自分の恨み事をぶつけていた。
 やつ当たりだと分かっている。あの時の玲人がそんな状態ではなかったことは知っている。それでも、言わずにはいられなかった。四年分の思いの丈を…。


〜To Be Continued…〜


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You are my shining star act11

►2007/11/14 20:00 

 立ちふさがる権力、act11です。
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 その日はあらかじめアポイントメントを取っていた「サンセットレコード」との打ち合わせに来ていた。珍しく、玲人はスーツにネクタイ姿で決めている。それでもなぜかサラリーマンには見えないのは33歳には見えない童顔ゆえだろう。
 しかし、いつも笑顔を絶やすことのない玲人がその日は冴えない顔つきだった。
「ここにはあまり来たくなかったんだよね…」
 呟いた言葉は独り言のように投げやりだった。
「どうしたのよ、一体?」
「…まあ、色々とね」
 覇気のない言葉に、何事かと訝ったがそれ以上は答えてくれそうにもない玲人の雰囲気にシエラは口を閉ざした。
 打ち合わせはつつがなく終わり、帰ろうとしていた二人は初老の男性に呼び止められる。傍らには生真面目な雰囲気をまとった秘書と思われる中年の女性が控えており、それだけでも男性の地位の高さを窺い知ることができた。どこかでその男性の顔を見た気がしたのはシエラの思い違いだろうか?
「いやあ、荻久保君、久し振りだねぇ」
 男性の声に、傍にいたシエラが分かるほどに玲人が身体を強張らせたのがわかった。
「君が今日ここに来ると聞いて会いに来たんだよ。相変わらず綺麗だねぇ、君は」
 男の声にねっとりとした響きが混じり、シエラは嫌悪感を覚える。シエラでさえそうなのだから、それを言われた玲人の方がもっと気分は悪かっただろう。玲人は頬を引きつらせた不自然な表情で、「…いえ」と呟き、顔を背けた。
 その一連の動作で、玲人が朝から元気がなかった訳がわかった。
「玲人、紹介して頂けない?」
 わざと親しげな素振りで玲人に寄り添い、媚を含んだ口調で話しかける。
「…ああ。こちら『サンセットレコード』の会長さんで惣領嘉明(そうりょうよしあき)氏だよ。日本レコード協会の理事長もしてらっしゃるんだ」
 なるほど、シエラが見たことがあると思ったのは年末の大賞の式でこの男がトロフィーの授与を行っているからだと知る。
 シエラの疑問が次第に明確に形を帯びてくる。つまりこの惣領という男は日本の音楽界に多大な影響力を持っているということだ。そんな男に玲人は妙な興味を持たれているというところなのだろうか。
「君が噂の新人だね。新人にしちゃあ随分と年がいってるようだが」
 シエラは自分がキレなかったのが不思議なくらいだった。ただ、この場で玲人の顔に泥を塗る真似だけはしまいと必死に怒りを抑えた。
「彼女は素晴らしいシンガーです。年齢など関係ありません」
「ああ、そうだったね。君のプロデュースなら間違いないだろう。…ところで少し二人きりで話がしたいのだが時間をもらえないかね」
 二人きりになどさせてはならないと、シエラはそう直感していたが、女秘書が「我々はあちらでお茶でも致しましょう」とシエラの腕を引くので仕方なくそれに従うしかなかった。
 それでもやはり玲人が心配で仕方無いシエラは、女秘書が携帯電話をかけている隙に玲人のもとに向かった。
 他にひと気のない応接室に二人の姿はあった。
 惣領と玲人は不自然なほどに密着していた。遠目にも玲人が嫌がっているのは明らかで、その顔は紙のように白かった。男が玲人の手を取り、親指で手の甲を撫でさすっている。嫌らしい笑みを浮かべて玲人の耳元で何やら囁いている様は、見ているだけでも鳥肌が立ちそうなほどの気色悪さだった。
 どう見ても楽しい会話をしているようには思えない。
 シエラは我ままな風を装って、玲人に声を掛ける。
「ねえ、もう私帰りたいわ。まだ終わらないの?」
 突然声を掛けられた二人はギョッとしたように慌てて身体を離し、惣領は、
「そういうわけだ。考えておいてくれたまえよ」
 と言い残して、逃げるようにその場を立ち去った。
 惣領から解放された玲人は、安堵の嘆息を吐き出して力なく壁にもたれた。
「何を言われたの?教えなさい、玲人」
 強い口調で問われて、玲人は瞼を閉ざした。


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You are my shining star act10

►2007/11/13 20:00 

 玲人の威光、act10です。
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 一か月後、玲人は二年間暮らしたNYから引き上げて日本への帰国を果たした。実に、あの事件から約四年半の年月が経過していた。
 マンションをすでに購入していると言っていたが、まだ諸手続きが済んでいないため入居はまだしばらく後になるということで、玲人はシエラの泊まるホテルに宿泊することになった。
 到着して早々、玲人はスタジオに籠り、デモ曲の制作に入った。
「これから忙しくなるからね」
 という玲人の言葉の通り、それからは怒濤の勢いで曲作りに励んだ。
 玲人は20ものデモ曲をたった三日で作り上げ、それらにシエラの書いた詩がつく。この一ヶ月間シエラに課せられた宿題であった作詞がここで役にたった。自分の書いた詩がメロディを付けられてそれなりの曲になっていくのは恥ずかしくもあり、誇らしくもあった。それら20曲にシエラの歌を入れるためにさらに一週間、合わせて10日余りでデモテープは完成した。その他にもPR用の写真も撮り、それらを携(たずさ)えて、玲人とシエラはレコード会社巡りをすることになったのだった。


 シエラが音楽プロダクションに入れば、あとのプロモーション活動は自動的に会社側が請け負ってくれる。何も玲人自ら足を運んでレコード会社に頭を下げるような真似などしなくて済むのだが、玲人はそうしなかった。始めはシエラへの責任感がそうさせるのかと、少々申し訳ない気分にもなったが、実際直接玲人が赴くことの効果は絶大であった。アメリカで大成功を収めた荻久保玲人が帰国してまで手掛けたプロデュース作品ということで、どのレコード会社でもアポイントなしで重役クラスの人間と顔を合わせることができた。
 改めて、玲人のネームバリューの威力を思い知らされたシエラである。
 どこへ行ってもデモテープは快く受け取ってもらえたし、曲を聞いていないにも関わらず、デビューを約束してくれた会社もあったほどだった。
 あと数か月もすれば、自分の歌う曲がレコード店に並ぶ。あのデモテープの出来栄えからすれば、シエラがよほど下手な真似をしない限り、上位にランクインするのは間違いないだろう。
 事がスムーズに運びすぎて何だか実感がない、というのがシエラの本音だった。
 ほんの一か月前まで場末のバーで細々と歌っていた自分が、いきなり日本全国に顔を知られる存在になるなど、もはや夢物語の範疇だ。
 それも全て、玲人の威光のおかげなのである。
「デビューまでは確かに僕のネームバリューが必要かもしれない。でも、シエラちゃんの歌を聞けばみんな納得する。みんなシエラちゃんのファンになるよ。僕は世の中にシエラちゃんの歌を送り出す手助けをしているだけ」
 と玲人は言うが、やはり「荻久保玲人」という名前のもつ効力は無視できない。もし、シエラが無名の作曲家のもとでデビューしようとしても、それがどんなに優れた楽曲だったとしてもデビューは難しかっただろう。
 …そんな時、やはりこれは夢物語だったのだと思い知る出来事が起こる。


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You are my shining star act9

►2007/11/12 20:00 

 シエラの覚悟、act9です。
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「今日のところ集まれたのはこの人数だけだけど、他にもシエラちゃんを支えるスタッフが沢山いるからね」
 玲人の言葉に、スタッフ達から笑いが起きる。
「昨日の今日で、急に集まれなんて言われたって来られるもんじゃないだろう」
 そのセリフで玲人が随分と無理を言って、今日のこの場にスタッフ達を集めたのだと知る。
「シエラちゃんの歌聴いて、電気走ったみたいにビビッときたんだよね。これは絶対にみんなに聴いてもらわなきゃ、って思ってさ」
 玲人の言葉にシエラの頭の中に疑問符が浮かぶ。玲人がシエラの歌を聞きに来ていたのはまだ昨日の夜のことである。玲人はいつの間にこのメンバーに連絡を取っていたのだろうか?それを玲人に問うと、
「シエラちゃんがシャワー浴びてる間にね」
 という返答がかえってきてシエラはただただ驚くばかりだった。男としては頼りなく見える玲人だが、その行動力はかなりのものである。
 話はシエラの知らぬところで進んでいた。シエラももう、腹を括らなければならないだろう。いつまでも返事を引き延ばすようなことは潔くない。優柔不断はシエラが最も嫌うものの一つだった。
「…これからお世話になります。よろしくね」
 シエラの言葉に、スタッフ達から次々と手が差し伸べられた。その時初めて彼らと連帯感のようなものを感じることが出来た気がしたシエラである。彼らと握手を交わしながら玲人を見やると、ひどく嬉しそうな笑顔がそこにあった。



 多忙な玲人は明日には再びアメリカに戻らなければならないとのことだった。
「ホテル、そのまま使っててくれていいよ」
 玲人はそう言うが、宿泊費はもちろん玲人の懐から出ているわけで、いくら玲人がアメリカで大成功を収めてかなりの収入を得ているとわかっていても、遠慮したくなるのが日本人の性である。
 しかもこの部屋はセミスイート、一泊20万円。玲人が本格的に日本に帰国する一か月後までの金額を考えると恐ろしくなる。
「いいわよ。友達のとこ戻るから」
 シエラがそう言うのを玲人が強い口調で遮る。
「ダメ。ネットカフェなんかで寝て体調崩されても困るし。僕が安心するためのお金だと思って、ここにいて欲しい。いい?」
 強引にそう言い切られて、ネットカフェの効きすぎたクーラーのせいで風邪をひいたことのあるシエラはそれ以上反論できなくなった。
 そしてその日の夜も玲人は、ソファで寝ると主張したシエラを例の如く憐憫を誘う言葉と仕草で説き伏せて、結局一緒のベッドで寝る羽目になった。そして前日同様に、何度か足蹴りを食らい目を覚ましたシエラなのであった。


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You are my shining star act8

►2007/11/11 20:00 

 出会い、act8です。
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 身仕度を済ませた二人が向かった先は都内にある小さなレコーディングスタジオだった。
 一見、普通のマンションの一室にも見えるそこに入っていくと室内にはすでに数人の男が待っていた。
「おお〜、玲人!!」
 男達は玲人の姿を認めると各々に目を見開き、近寄ってきた。
「みんな…。ほんとうに、久し振り…!!」
「バカ野郎、連絡もしねぇで!!」
「連絡があったと思ったら、いきなりコレだもんなぁ?」
「急に集まれなんてさぁ。ホント、相変わらずだよな」
 文句を言いながらも男達はみな、玲人に会えたことを純粋に喜んでいるようだった。久しぶりの再会といった一場面である。
 ひとしきり挨拶をし終えたあと、玲人がようやくシエラを放置していたことに気づいたらしい。
「…ああ、ごめんごめん。こちら紹介するね。深原一華(みはらいちか)ちゃん。今度僕たちがデビューの手助けをする、我らが歌姫だよ」
「…どうも」
 27歳にもなって「ちゃん」付けで紹介されたことが妙に恥ずかしくて、つい素気ない挨拶をしてしまう。しかし集まったスタッフ達は機嫌を損ねた風もなく、概ね好意的にシエラを迎え入れてくれた。
「玲人から噂は聞いてたよ。よろしくな」
 どんな噂だよ、とシエラは内心毒づきつつ笑顔を取り繕う。
「…どうも。でも一華って呼ぶのは止めてね。その名前、嫌いなの。「シエラ」って呼んで?」
 職業柄、こんな主張の強い人間との接触は慣れているのかその場にいた誰もが揶揄するように顔を見合わせただけで、それ以上突っ込んだりはしてこなかった。
「そう、シエラね。いい響きだね」
「わるくねぇな」
 まだお互い接し方を探り合っている状態だ。しかし、ここには自分一人が紅一点で、女だからと舐められるわけにはいかない。大体、まだはっきりと歌手になると玲人に返事をしたわけでもないのにほとんど有無を言わさず連れてこられたようなものだ。シエラが多少不機嫌なのも致し方ないことではあった。
「なあ、玲人。ちょっといいか?」
 人には聞かせられない話があるらしく、スタッフの一人が部屋の奥を指さし、玲人はその男と共に別室へと消えていった。
 一人、見知らぬ男達の中に取り残されたシエラはその内の一人に声を掛けられる。
「昨日、玲人は大丈夫だったか?」
 何のことなのか分からず、シエラが「は?」と聞き返すと、
「夜だよ。あいつ、眠れてたか?」
 40代くらいと思われるその男は、シエラと玲人が昨夜共に過ごしたことを知っているような口ぶりだった。
「な、何の事?」
 別に疾しいことがあったわけではないが、未婚の男女が一つのベッドで共寝をしたとあれば、大抵の人間は誤解するだろう。しらばっくれたシエラにその男は「違うのか?」と頭を掻いた。
「おとといの夜、あいつから電話があってな。怖い夢見た、眠れないって泣きつかれてよ。一時間ほど会話に付き合ってやったんだけどよ。今日はやたらと顔色いいから、昨日はよく眠れたんだろうって思ったんだが」
 しばらく話がよく読めず、シエラはその言葉の意味を辿る。昨日の夜、玲人が、『すごく怖い夢を見たんだ』と言ったのはシエラと同衾したいがための出まかせだったのではなく、本当のことだったのだろうか、と。
「久し振りの東京だしな。色々心配事もあって、精神的にも不安定になってたんだろうけど。まあ、複雑なヤツだけどあんまり気にしないで付き合ってやってくれな?」
 何のことか分からず、シエラはただ興味無さ気にふ〜んと言うにとどめた。シエラがその男の言葉の本当の意味を知るのはもう少し後のことだった。


〜To Be Continued…〜


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You are my shining star act7

►2007/11/10 20:00 

 決意の朝、act7です。
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「…何が『寝心地いい』よ!」
 朝から早々に機嫌を損ねたシエラは、夜中に散々自分を蹴り起こしてくれた男を見下ろす。
 平素でも幼く見えるその美貌が、寝顔になるとさらに幼く感じられる。無邪気に眠るその顔を見ていたら無性に腹が立ってきた。シエラはいたずら心を出して玲人の形のいい小さな鼻を抓む。
「ん…んぐ…」
 呼吸器官を塞がれた玲人が苦しそうな声を出して目を覚ます。
「ふんぐ…ぐるじひ…」
「バーカ。私が起きたんだから、あんたも起きなさい」
 時計は10時を指していた。窓から射す光もすでに煌々とまぶしい。
「あんたの寝相サイアク。何回蹴られて起こされたと思ってんのよ」
 寝乱れてボサボサの髪をかき上げながらシエラがぼやく。ごめん、と玲人が呟いたがその声に反省の色は見られない。
「シエラちゃんのおかげでよく眠れたよ…。快眠、快眠!」
「こっちはおかげで寝不足よ」
 バスローブ一枚というあられもない姿でもあまり羞恥心が湧いてこないのは、玲人が邪な目でシエラを見ないからだろう。昨夜は約束通り、同じベッドに入っても玲人がシエラに触れてくることはなかった。疲れていたのか、玲人はベッドに入るなり熟睡してしまったのである。期待していたわけではなかったが、玲人から関係を求められれば応えることも致しかたないと思っていたシエラはあまりにもあっさりとしたその態度に拍子抜けしてしまったほどである。
 なぜ玲人が同じベッドに寝ることを要求してきたのかは謎だが、玲人が自分に性的な行為を求めていないことにホッとしている自分がいた。否、もしくは玲人が本当にゲイで女性に性的な魅力を感じない性質だということも考えられるが。
 ベッドを下りたシエラに「どこに行くの」と玲人に問われて、「シャワーよ」と答える。
 昨日再会したばかりで、ほとんど初対面と言っていいほどなのに、もう何年も一緒に居たような気安さがある。『親睦を深めるため』などと玲人はほざいたが、実際のところこの「お泊まり会」は想像以上の効果をもたらしたようだ。
 シャワーを終えて部屋に戻ると、リビングの大きなテーブルの上に綺麗に盛りつけられたサンドイッチや果物が大量に並べられていた。
「は…。何これ?ティーパーティーでもするつもり?」
 すでに食べ始めていた玲人が口をもごもごと動かしながら答える。
「ここのサンドイッチ美味しいんだけど量が少ないから十人前頼んでおいたよ。シエラちゃんも食べて?」
 玲人はこれを全部食べるつもりらしい。シエラはその量の多さに圧倒されつつ、一切れ手に取る。
「シエラちゃん、今日のご予定は?」
 お行儀悪く食べ物を口の中に入れたまま玲人がそう尋ねてくる。
「特にはないわ。それが、何?」
「そっか。じゃあ、今日は僕に付き合ってもらいたいんだけどいい?」
 またシエラの反発心が芽生えてきて断ろうかと思ったが、続いた玲人の言葉にその拒否の意は伝えることができなくなった。
「会ってほしい人達がいるんだ。…シエラ・プロジェクトのスタッフ達にね」
 

〜To Be Continued…〜


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You are my shining star act6

►2007/11/08 20:00 

 確信犯の微笑、act6です。
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「どうしてあたしがあんたのホテルに行かなきゃなんないワケ!?」
 喚き立てたシエラに、玲人が飄々と答える。
「一人じゃ寂しいもん。ほら、これからは仲良くやっていかなきゃならないし、親睦を深めるにはちょうどいいじゃない?」
「勝手に決めないでちょうだい!!」
 まだ歌手デビューについてははっきりとした返事はしていない。それなのに玲人はすでにその気である。
「ホテルに女連れ込んで何するつもりよ、このエロおやじ!」
 おやじという呼び名がこれほど似合わない男もそうそういないが、玲人もすでに33歳になっているはずだ。十分おやじと呼ばれる年齢にふさわしい。
「酷いな〜、初めて『おやじ』って言われたよ〜。ショック〜」
 本気でへこんでいる玲人にシエラがさらに追い打ちをかける。
「おやじにおやじって言って何が悪いのよ、このエロおやじ!!」
 やっていることは今までシエラを騙してきた男達と同じである。旨い話を持ちかけておいて身体を要求する。玲人が真剣にデビューの話を持ちかけてくれたことも分かっているし、玲人がシエラに下心を持っていないことは明らかなので、シエラとて本気で詰っているわけではない。
「大体あんたネコのくせに女に乗っかろうなんてよくやるわ」
 これはシエラの腹いせである。これまでさんざん放っておかれた恨みをタダで済ますつもりはなかった。
「アーサー・ギルフォードとあんなに派手に浮名を流しておいて今更女と付き合うつもり?」
 日本ではあまり知られていないが、当時NYに住んでいたシエラは毎日のように報道されるゴシップにうんざりしていた記憶がある。玲人が暴行を受けた後、消息不明なのは聞いていたが、よもや女性モデルとして活躍し、ヨーロッパ一の大富豪と恋仲になっているなど想像だにしなかった。そのこともシエラの怒りの原因の一つであった。
 すると玲人はひどく傷ついた顔をして俯いた。
「…僕はゲイだということを恥じるつもりはないけどアーサーとはもう別れたんだ。だからと言って君に手を出すつもりもないよ。だからそんな風に言わないで」
 冗談のつもりだったが、玲人が予想外に落ち込んでしまい、シエラの方が反省する羽目になった。
「…悪かったわよ。でも、あんたのホテルに行くのとは別。アパートに帰してちょうだい」
「ふーん。でも今日はシエラちゃんのお友達は都合がいいのかな?」
 突然の玲人の言葉にシエラは思わず固まる。もしかして、玲人は自分が友達の家に居候していることや、時折恋人を連れ込むその女友達から部屋を締め出されていることを知っているのだろうか?
「あ、あんた、まさか…」
「シエラちゃんのことなら何でも知ってるよ。君を捜すために依頼した興信所の人から色々報告してもらったからね」
「………!!」
「ネットカフェよりは僕と一緒のベッドの方が寝心地はいいと思うけどな」
 玲人がどういうつもりかは知らないが、シエラは知らぬ間に自分のプライバシーが侵害されていたことに腹を立てていた。しかし、そんなシエラに玲人がふと真剣な顔つきで見つめてきた。不安げに瞳を潤ませて、言う。
「昨日、すごく怖い夢を見たんだ。一人で、あんな誰もいない広い部屋で、本当に寂しかったんだ…。だから、一緒にいて?」
 これが玲人じゃなければ一発くらい平手打ちが入り、言葉の限りに罵っていたことだろう。しかし、恐ろしいことに玲人の美貌からその言葉が発せられると思わず胸が締め付けられるような憐憫が醸し出されるのだ。シエラが男だったなら、間違いなく玲人は押し倒されていたことだろう。
「…この、小悪魔め…!!」
 小さく呟いた言葉を玲人は耳に入れていただろうに、「なあに?」と小首をかしげて見せる仕草は間違いなく確信犯のものだった。


〜To Be Continued…〜



 
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貴腐人バトン♪

►2007/11/07 21:00 

 小説が書けないのでバトンに逃避してみました★
 あまり答えられませんでしたが。
 このバトンを考えて下さった遠麗さまに感謝♪そして御苦労さまでした☆
 面白い回答などありませんが、興味のある方は読んでみてください♪

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〜プライベート編〜
Q1 HNを教えてください。

 御厨 鈴音(みくりや れおん)です

Q2 思春期の頃、『恋愛や部活』と『アニメや同人』、どちらに夢中でしたか?

 どちらも特には。『アニメや同人』というより、普通にノーマルな漫画とか市販のBL本とか。
 アニメはセーラームーンしか見たことなかったです。


Q3 ご主人or彼氏に、BLが好きであることを話してますか?(フリーの方は過去)
 
 結婚を機にカムアウトしました。薄々気が付いていたとは思いますが…。 

Q4 (Q3で)話してるという方。ご主人or彼氏はどの程度理解してくれてると思いますか?

 今では一緒にBL漫画を読んでます。 今度CDも聞かせます(強制)。
 本買ってくれるし、理解度はかなり高いです。
 

Q5 (Q3で)隠しているという方。いつかは打ち明けようと思いますか?また、理解は得られると思いますか?

Q6 過去(現在でも)、ご主人or彼氏より、BL関連行事(コミケ、イベント等)を優先したことはありますか?

 コミケには行ったことないんですが、旦那さまを放置してブログ書いてることはあります。

Q7 ブランク(BLから離れていた時期)はありますか?また、理由はなんだと思いますか?

 ずっと「フジミ」と「タクミくん」は読んでいたのでブランクっていうのは無いかな?

Q8 戻ってきたきっかけはなんでしたか?

Q9 BLを卒業しよう、と思ったことはありますか?

 少し前までは常にそう思っていました。しかし、ブログを始めてから全国にこんなにも仲間がいると知って勇気づけられました!!今は更に上(?)を目指し、貴腐人修行中♪

Q10 昔からは考えられない程の現在のBL人気。あなたが一番「時代は変わったなぁ…」と思うのはどんな時ですか?

 実写映画&テレビアニメ化されていること。
 なんかもう、ついていけないっていうか…。


Q11 『腐女子』と『貴腐人』のボーダーラインはなんだと思いますか?

 自覚次第かなあ?

Q12 もし自分のBL好きが子供に影響したらどうしますか? 

 どうしよう…?とりあえず、おススメの本を教えてあげようかな…?(爆)



〜二次創作、妄想編〜
Q13 昔から二次創作(パロディ)ものは好きですか?現在も好きですか?

 あんなSS書いといてなんですが、苦手です。
 
Q14 下記の放送終了アニメで妄想しましたか?
   (妄想しまくり!→◎CPも/普通に好きだった→○/聞いたことはある→△/知らない→×)
・キャプテン翼  →△
・鎧伝サムライトルーパー  →×
・聖闘士星矢  →○
・SLAM DUNK  →○
・幽☆遊☆白書  →○
・るろうに剣心  →△
・新世紀エヴァンゲリオン →△
・ヒカルの碁  →△
・テニスの王子様  →△
・SEED DESTINIY以前のガンダムシリーズ  →ガンダム見始めたのは今年の春頃からでした。
・???(上記以外にありましたらどうぞ!)

Q15 現在週間少年ジャンプで連載されている中で、好きな作品、CPがあれば教えてください。

 ジャンプ読んでないです。でも「銀魂」好き〜♪

Q16 一般ゲームのキャラクターで妄想しますか?

Q17 実写作品のキャラクター(ドラマ、ヒーローもの、戦隊もの)で妄想しますか?

Q18 生身の人間で妄想しますか?(芸能人、有名人)

Q19 自分の旦那や彼氏で妄想したことありますか?

 ゲロゲロです。まさか!!です。ありえないです。
 でも先日、眼鏡を学ヘブ中嶋のごとくクイッと上げるのを見てうかつにも萌えてしまいました。


Q20 オリジナルBL作品(原作自体がBL)の二次創作をどう思いますか?

 原作者にご迷惑がかからなければアリかな?

Q21 自分で二次創作作品を書きますか?

 先日書いて自爆しました(+o+)やっぱり二次は向いてない。

Q22 過去最も萌えた&今最も萌えてる作品を教えてください。

 今最も萌えなのはやっぱり、ガンダム00でしょう!!ロクティエ最高!!


〜実写、リアル編〜
Q24 TVドラマ「同窓会」をご存知ですか?

 タイトルは知ってるけど、見たことありません(>_<)

Q25 イギリスの同性愛映画、「アナザー・カントリー」「モーリス」をご存知ですか?

 「アナカン」見たっけ〜?「モーリス」は見ました!!中学生の時に!!(爆)

Q26 『名門全寮制男子校』という言葉に何を思いますか?

 モユス☆

Q27 実写のボーイズラブ映画(洋画、邦画どちらでも)を見たことありますか?

 「太陽と月に背いて」も入りますか?
 つーか、BLじゃない?
 なんでレオ様が攻めなんだ!!(爆)


Q28 男性向けゲイAVを見たことありますか?
 
 ないです。興味津々ですが。

Q29 日常生活の中で男性の二人連れを見ると、何か考えますか?

 す、スイマセン…。最近ちょっと妄想します☆テヘ★

Q30 三次元で萌えられますか?萌えられませんか?

 基本的にはあまり萌えません…。


〜BL史編〜 ※作家の方の敬称は略させていただきます。
Q30 BL歴は何年ほどですか?(ブランクも計算に入れてOK)

 今、冷静に計算したら15年でした…。
 少し悲しくなりました。


Q31 BLにハマったきっかけは、いつ、何でしたか?

 中学生の時。ティー○ズハートに飽きてしまい、本屋を物色していたところ、西烔子さんがイラストを描かれた本を見つけ、そのあまりの美しさにBL本だと知らずに購入。以来足抜け出来ず。確か「ダダ&?」シリーズで、尾鮭あさみ先生の本だったと記憶しています。それからルビー文庫を総ざらい(笑)。

Q32 『ボーイズラブ』という現在の呼び名が生まれた経緯をご存知ですか?
  (※雑誌「イマージュ」で、キャッチフレーズとして使用され、のちにそれが定着)
 
 「タクミくん」の作者のごとうしのぶ先生が発祥と聞いたことがあるんですが、違ったのかな?

Q33 BLという言葉がなかった頃、なんと呼んでいましたか?

 やおい?お耽美小説?

Q34 BLという総称ができて、よかったと思いますか?

 呼び易くなったのでは?

Q35 過去夢中になったBL作品、BL作家は?

 うわ〜いっぱいあり過ぎて…。
 「絆」「LEVEL−C」「ストロベリーチルドレン」「グラビテーション」
 他にもいっぱいあった気がするけど、今思い付くのはこれだけ。
 ルビー文庫は毎月出るやつ全部買ってたから、思い出せない(笑)。


Q36 それを超えるBL作品に出会えましたか?

 最近の作家さんでは、たけうちりうと先生、榎田尤利先生のはほとんど読んでて全部好き♪
 本当に最近ハマったのは崎谷はるひ先生。「少年人形」マジ萌える!!


Q37 BL漫画、少年漫画、少女漫画。所持している数の割合は?

 圧倒的に少女漫画。BL漫画はあまり持ってないです。
 小説ならかなりのもんですが。


Q38 フジミシリーズ(秋月こお)は好きですか?

 好きです。大好きです!!

Q39 タクミ君シリーズ(ごとうしのぶ)は好きですか?

 好きです。しかし貴腐人の私には多少ぬる過ぎる。

Q40 アニメ「炎の蜃気楼(ミラージュ)」はご存知ですか?(原作・桑原 水菜 )

 あれってアニメもあるんですか?へぇ〜。

Q41 OVA「間の楔」はご存知ですか?(原作・吉原理恵子)

 それってOVAもあるんですか?へぇ〜。

Q42 BLCDは聞きますか?初めて聞いた時はどう思いましたか?

 まだ未経験★しかしもうすぐ届きます。グフッ:-)

Q43 BLゲームはやりますか?初めてプレイした時はどう思いましたか?

 先日、初めてPS2版「学園ヘブン」をプレイしました☆
 ヤバイ、ハマった☆
 今度はエロ有りで…(爆)


Q44 男性声優さんは好きですか?誰が好きですか?

 今はダントツで三木眞一郎様♪
 あとは、石田彰氏、保志総一郎氏、子安武人氏…(面倒だからSEEDに出てる声優さん全員で!!)
 井上和彦氏、神谷浩史氏、エトセトラ。
 名前を挙げられる人は今はこれくらいです。
 これからもっと詳しくなります。


Q45 BL作品のアニメ化についてどう思いますか?
 
 すごいですね。「純情ロマンチカ」がTVアニメ化って、大丈夫なのかな?って思いました。
 アノシーンはどうするんだろう?とか。やっぱり深夜帯なんでしょうね?


Q46 BL作品の実写映画化についてどう思いますか?

 ええっと…。正直、あまり見る気にはなれないですね…。
 あんまりスポットライト当てないで欲しいな…と、私個人はそう思ってマス。
 ファンの方にとっては喜ばしいことなんでしょうね☆


Q47 ビブロス倒産を知った時、どう思いましたか?また、リブレ出版が通常では考えられない速さで設立された時は、どう思いましたか?

 その辺りの事情は何も知りませんでした★
 ルビー文庫とSHYノベルスしか読まない人だったので(^_^;)
 何か複雑な経緯があったのでしょうか?
 ご存じの方がいらっしゃったら教えてほしいです。(←野次馬)


Q48 下記の雑誌をご存知ですか?
   (愛読書だった!→◎/読んだことある→○/名前は知ってる→△/知らない→×)
・ALLAN  →×
・KID's  →×
・Fudge  →×
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